十二国記 新潮社公式サイト 十二国記 新潮社公式サイト

Episode 8

  • 黄昏の岸 暁の天 黄昏の岸 暁の天

    黄昏の岸 暁の天 たそがれのきし あかつきのそら

    • 還らぬ王、消えた麒麟。
      この国を襲う激震は、なぜ――。

      驍宗が王となって半年、戴国は再興に向かう。しかし反乱鎮圧におもむいた王は戻らず、泰麒もこつぜんと姿を消した。王と麒麟を失い、荒廃へと向かう国を案じる女将軍・李斎は、命をして慶国を訪れ、援助を求めるのだが。

    825円(税込)  ISBN:978-4-10-124061-9

  • 主に舞台となる国

    • けい
    • たい
    • ほうらい (日本)
  • 時代設定

    泰王驍宗が登極して半年後。王と麒麟が姿を消し、王宮は反乱者によって奪われた。それから6年。女将軍・李斎は、即位から間もない景王陽子に救いを求める。

登場人物

  • 驍宗

    ぎょうそう

    戴国の再興に力を注ぐなか、玉座に就いてわずか半年で、ゆかりのある文州の反乱鎮圧に出かけたまま消息を絶つ。

  • 泰麒

    たい

    ようやく王を選ぶ務めを果たしたのも束の間、王の行方がわからなくなる一方、自らも角を失い、「蝕」で再び蓬莱へと流される。

  • 李斎

    さい

    王と麒麟が不在のまま荒廃へとむかう戴国を救うため、泰麒と同じ海客である景王のもとへ援助を求め、慶国へ赴く。

  • 陽子

    よう

    泰麒と同じ海客であるよしみから、李斎より救済を頼まれる。各国の麒麟を集め、戴国支援に乗り出すのだが――。