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[特集]エブリスタ×yom yom
20,000字小説コンテスト

yom yom vol.49 2018年4月号

(隔月1、3、5、7、9、11月第三金曜日発行)

756円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/03/16

発売日 2018/03/16
JANコード F80307
価格 756円(税込)
◆NEW SERIES
宮木あや子「手のひらの楽園」
なんか出てる、私の手。私はこの手で何ができるかな――。長崎の離島から少女の夢が加速する!

垣谷美雨「良縁お祈り申し上げます」
老後の心配より先に、私たちにはやることがある――。さがせ娘の結婚相手!! 社会派エンタメ小説の旗手が描く、最先端“親婚活”物語。

鴻巣友季子「『風と共に去りぬ』の謎を解く」
この作品に登場するキャラたちには、“萌えの源泉”がぎっしり詰まっている! いま新しく見えてきた「キャラクター小説」としての『風』の現代性を論じる集中連載。

◆SPECIAL ARTICLES
さくら学院「小説の授業」記念文集
さくら学院の生徒たちが公開イベントで挑戦した小説執筆。イベント参加者しか味わえなかったその作品を、講師を務めた宮木あや子さんの感想コメントと一緒に特別掲載!

[特集]エブリスタ×yom yom
「20,000字小説コンテスト」結果発表

小説投稿サイト「エブリスタ」とのコラボ企画「yom yom 短編小説コンテスト」の大賞・準大賞・入賞作全9編を紹介。

◆CLOSE UP
地面の下のフロンティアを切り拓く「人間たち」を描きたい
直木賞受賞記念・門井慶喜インタビュー

そして、僕たちは舞台に立っている。[新連載]
俳優・植田圭輔インタビュー

◆SERIES
門井慶喜「地中の星」[第2回]
東京に地下鉄をつくると意気込んだものの、八方塞がりの早川徳次が、あの男のもとを訪ねる。

青柳碧人「猫河原家の人びと」[最終回]
またも事件に口を挟む私の家族。もういい加減に……ん? どこかにヒントがあった気が!

梶尾真治「Aクライ・プリンセス」[最終回]
中田家の女たちの宿命と、栄子の父についての秘密。ついに母・乙子は重い口を開く――。

三上 延「月の沙漠を 同潤会代官山アパートクロニクル」[第7回]
年齢のかけ離れた三人が、一緒に過ごした夏。この場所だけは変わらないと信じたかったが――。

中山七里「死にゆく者の祈り」[第6回]
文屋刑事が漏らした事件の違和感。再捜査を願う顕真は、さらに畳みかける――。

中江有里「残りものには過去がある」[第4回]
今日は、人生で唯一愛した人の結婚式。彼との出会いは二十数年前、湿気を帯びた暑い夏の夜だった。

武田綾乃「君と漕ぐ」[第3回]
他校との合同練習に参加したカヌー部四人。そこには昨年の全国大会の優勝者、利根蘭子が。

瀧羽麻子「ハンバーグの日 シリーズ〈ファミーユ・ド・トロワ〉」
今日は、特別な日曜日。啓太の両親と、あたしの家族が初めて一緒に食事をする。明るくて楽しい時間になるはずだったけど……。

町田そのこ「糸を渡す 連作〈ぎょらん〉」
過干渉から一転、無気力に陥った母と、家を出て行った父。バラバラになった家族はもう、繋がれないのだろうか。

最果タヒ「暗闇くん/暗闇くん 別邸」[第6回]
夜の散歩で迷子になったあと、読む詩/暮らしの詩/朝に/にわか雨/メロディ

堀内公太郎「スクールカースト殺人同窓会」[第3回]
2名の死者が出た地獄の同窓会。集まったクラスメイトへの事情聴取が始まるが――。

柳井政和「レトロゲームファクトリー」[第2回]
伝説のゲームクリエイターを探し当てた灰江田たちは、「存在を消されたゲーム」の復元を開始した。

柏井 壽「祇園白川 レシピ買います 小堀商店」[第4回]
「お母さんにとびきりのオムライスを作ってあげたい」。小堀商店、出番です!

◆COMIC
ふみふみこ「愛と呪い」[第5回]
合唱祭当日、セカイを浄化するはずの救世主は――。

◆CULTURE&COLUMN
新納 翔「東京デストロイ・マッピング」[第2回]
圧倒的な力が東京を概念化された秩序で塗り潰す。2020年に向けた再開発で消えてゆく、様々な街の「核」を捉える写真都市論。第2回は渋谷→代官山/池尻大橋/原宿/恵比寿。

トミヤマユキコ「世界のαに関するカルチャー時評」[第4回]
モラトリアム女子
*このコーナーはトミヤマユキコ氏、砂田麻美氏、円城塔氏が交代で執筆します。

カレー沢 薫「モテる技術(仮)」[第6回]
あらゆるモテを検証する名コラム。今回は、マジで、琥珀さん回です。

文月悠光「午前一時のノスタルジア」
ピンクゴールドのお花畑。

新井久幸「読みたい人、書きたい人のための、ミステリ超入門」[第6回]
名探偵みなを集めて「さて」と言い

◆PHOTO REPORT
長崎が教えてくれた、「しあわせ」のかくれ場所

執筆者紹介/編集後記

*千早 茜氏×尾崎世界観氏「犬も食わない」、東川篤哉氏「三人組にうってつけの迷宮 かがやき荘アラサー探偵局2」は本号休載です。

編集長から

物語のまわりも、面白いことを全部

 今号の特集は、小説投稿サイト「エブリスタ」とのコラボ企画「20,000字小説コンテスト」です。エブリスタ会員からご応募いただいた作品の数々を読みながら、誰かと誰かが「物語」を共有する楽しさを、本誌が後押しできたら嬉しいと改めて実感しました。

「成長期限定!!」アイドルユニット「さくら学院」に、宮木あや子さんが創作のアドバイスを送った〈さくら学院「小説の授業」記念文集〉もまた、私たちの心の中で眠りについていた物語を目覚めさせてくれます。作品の背景に広がる十代の日常がとても伸びやか。メンバー自筆の短編小説が、そのまま(つまり原稿用紙に書き込まれたそのままの形で)お読みいただけます。

 誰かの物語はもちろん、小説以外の形でも発信されます。新連載企画「そして、僕たちは舞台に立っている。」では、演劇という表現の場で活躍する若手俳優に毎号インタビュー。第1回は、植田圭輔さんにお話を伺いました。植田さんは、ミュージカル「しゃばけ」参で主人公の一太郎役を演じます。役者という仕事について、ご自身のこと、これからの仕事観など、熱い胸中をじっくりお話してくださいました。写真もすべて撮り下ろしです。

 新連載はほかにも、宮木さんの「手のひらの楽園」、垣谷美雨さん「良縁お祈り申し上げます」、そして鴻巣友季子さんの評論「『風と共に去りぬ』の謎を解く」が始まりました。

「手のひらの楽園」は、日本では珍しい「エステティック科」のある長崎の高校が舞台の作品です。現地取材のフォト・レポートとともにお楽しみください。宮木さんは上記の〈さくら学院「小説の授業」記念文集〉の講師でもありますので、今号は大活躍ですね。
「良縁お祈り申し上げます」は、いわゆる“親婚活”がテーマです。老後の心配より先に、やらなきゃならないことに気づいてしまう夫婦の奮闘。子にも親にも、様々な発見がありそうです。
 そして「『風と共に去りぬ』の謎を解く」は、アメリカ大衆文学の代表作である『風と共に去りぬ』を、キャラクター小説という観点から評論します。『風と共に去りぬ』に登場するキャラクターたちには、“萌えの源泉”がぎっしり詰まっている――新潮文庫から同作の新訳を刊行した鴻巣さんならではのユニークで鋭い考察が非常にエキサイティングです。

 今号は、いつもに増して広がりのある誌面になったのではないかと自負しております。物語のまわりも、面白いことを全部。yomyom はそういう雑誌であり続けたいと願っています。

「yom yom」編集長 西村博一

長崎が教えてくれた、「しあわせ」のかくれ場所(宮木あや子『手のひらの楽園』連載開始記念)

次号予告

バックナンバー

雑誌から生まれた本

yom yomとは?

世界はこんなにも様々な可能性に満ちているから。

「yom yom」はそんな物語の囁きを、あなたがこっそり聞きに来る雑誌です。あなたと一緒に歩いてくれる、あなたのための物語が、見つかる場所になりたいのです。それでお気に入りを読み終えたら、「しょうがない。明日も生きていってやるさ」とでも思っていただければ幸せです。注目作家の小説も詩もコミックも……文芸の「イマココ」に必ず出会えるボリュームたっぷりの文芸誌です。

yom yom

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