内田樹『日本辺境論』30万部突破!! 日本人とは辺境人である――「日本人とは何ものか」という大きな問いに、著者は正面から答える。常にどこかに「世界の中心」を必要とする辺境の民、それが日本人なのだ、と。日露戦争から太平洋戦争までは、辺境人が自らの特性を忘れた特異な時期だった。丸山眞男、澤庵、武士道から水戸黄門、養老孟司、マンガまで、多様なテーマを自在に扱いつつ日本を論じる。読み出したら止らない、日本論の金字塔、ここに誕生。
speech 第3回「新書大賞2010」の贈賞式で行われた講演会の内容をテキストで再録しました。

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「知」を美味しく料理するその包丁捌きは、どこから生まれたのだろう?
以前にジュンク堂書店さんでフェアをしてくださったときのものを参考に致しました。もっと数多くあげてくださったのですが、半分ほどご紹介いたします。文庫など手に入りやすいものを優先しました。皆さんもこの機会に一読されてはいかが?
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『日本辺境論』30万部突破!(2010/09/08)


『日本辺境論』が「新書大賞2010」を受賞!
「新書大賞2010」(第三回)は、2009年に刊行された1500点以上の新書を対象とし、全国有力書店の新書に造詣の深い書店員、書評家、各社新書の編集長、読書面担当の新聞記者ら72人の投票により選出されました。(2010/02/26)



内田樹『日本辺境論』

内田樹『日本辺境論』
ISBN:978-4-10-610336-0
2009/11/14発売


定価924円(税込)

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立ち読み 書評/対談
プロフィール
登録
内田樹 ウチダ・タツル

1950(昭和25)年、東京生れ。神戸女学院大学名誉教授。武道家、多田塾甲南合気会師範。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。主著に『ためらいの倫理学』『レヴィナスと愛の現象学』『ぼくの住まい論』『日本の身体』『街場の戦争論』ほか多数。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞受賞、著作活動全般に対して伊丹十三賞受賞。神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」主宰。

その他の著作




  • 逆立ち日本論

    日本の知恵袋、養老と『下流志向』で話題の内田――注目の二人が火花を散らす対論。「ユダヤ人問題」を語るはずが、ついには泊りがけで丁々発止の議論に。身体論、アメリカや「正しい日本語」、全共闘への執着など、その風狂が炸裂し、日本が浮き彫りになる。「“高級”漫才みたいなもんです」(養老)。脳内がでんぐり返る一冊。

    ISBN:978-4-10-603578-4  C-CODE:0395  発売日:2007/05/25

    1,320円(定価) 購入


    14歳の子を持つ親たちへ

    いったいこの時代に子を持つというのはどういうことなのか。「子どもたちの暴走」にどう対処すればいいのか……。思春期の子どもたちと日々向き合う精神科医と、「成熟」や「学び」について考えつづける仏文学者が徹底的に語り合う。役割としての母性、「子どもよりも病気な」親たち、「ためらう」ことの大切さ、脳と身体の関係など、意外な角度から親子の問題を洗いなおす。少しだけ元気の出る子育て論。

    ISBN:978-4-10-610112-0  C-CODE:0237  発売日:2005/04/17

    748円(定価) 在庫なし


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