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昭和とバブルの影法師
【特別インタビュー】「許永中」バブルを語る

週刊新潮別冊 2017年8月30日号

(不定期)

448円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2017/08/17

発売日 2017/08/17
JANコード 4910203160875
定価 448円(税込)

最新号PICK UP

【特別インタビュー】
「許永中」バブルを語る

土地と株に現金が奔流のように注ぎ込まれた時代。狂乱の世相を裏から仕切ったバブル紳士は2種類に分類されるという。桁違いの蓄財に走る者と散財しつつ夢を追う者。バブルの核心に位置し、捜査機関に追われ続けた黒幕が古希を迎え、インタビューに答えた。

百花繚乱「バブル女優」列伝

今から振り返れば、バブル期は日本経済だけでなく日本の女性たちも強くなった時代である。バイタリティに溢れる一流アイドルや女優たちも、芸能マスコミを日々賑わせた。今だから明かすことのできる知られざる秘話の数々。百花繚乱「女優列伝」をご覧あれ。

史上空前の人気《「男女7人夏物語」対談》
「池上季実子」vs.「賀来千香子」が打ち明ける舞台裏

「さんまさんが寝かせてくれないの」

バブル真っ直中の1986年7月にスタートした『男女7人夏物語』(TBS系)は、明石家さんまを主役に抜擢、大人の恋を描いて最高視聴率31.7%を叩き出した。放送から31年を経て、その舞台裏を7人のメンバー、池上季実子と賀来千香子が語り尽くす。

巨億が暗渠に溶けた驚嘆「バブル事件簿」

札束飛び交う狂乱の時代は数多くの徒花を生み出した。政商、成り上がり、美人詐欺師。表社会と裏社会のはざまで、彼らはあたかも竜巻のように周囲を巻き込みながら踊り、いつしか、越えてはならない一線を踏み越えた。巨億の金が暗渠に溶けた6つのバブル事件簿。

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バックナンバー

週刊新潮別冊とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。