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余命を諦めた「木嶋佳苗」の東京拘置所から愛をこめて

週刊新潮 2017年4月20日号

(木曜日発売)

407円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2017/04/13

発売日 2017/04/13
JANコード 4910203130472
定価 407円(税込)

「安倍昭恵」と反社会的勢力
▼全身刺青「元組長」と「原発20キロ圏内」突破!
 運営するゲストハウスのビルオーナーは暴力団フロントの資金源だった
▼余禄人事? アッキー「お付き職員」はイタリアにご栄転
▼官邸主導で「ドアホ理事長」が牢獄行きは横暴か

遺言手記
私は法務大臣に早期の死刑執行を要請するつもりです……。
余命を諦めた「木嶋佳苗」の東京拘置所から愛をこめて
「生みの母は私の生命を全否定しました。もはや再審請求はせずに、東京拘置所で今生に別れを告げます」。3人の男性を殺害したとして断罪された「平成の毒婦」。彼女は、最高裁の判決を迎えるにあたり、重大な決意を示す手記を本誌に寄せた。それはスピード処刑を可能とする「早期執行の請願」だった。獄中で2人の男と結婚、離婚、再婚した42歳が綴る残日録。

トランプが中国に突きつけた最後通牒
「金正恩」のミサイルに死者186万人のポテンシャル

【特別読物】
5人に1人が課税対象! 「骨肉の争い」が倍増!!
失敗の実例に学ぶ「相続税対策」
フジ相続税理士法人代表社員 高原 誠

【ワイド】闇の奥
(1)「今村復興相」を激昂させた「慰安婦像」設置ジャーナリスト
(2)「ひょっとこ」発言で「内川」とバトル「松本人志」ワイルドなショー
(3)養女が新築「高倉健」住居跡に1億5000万円豪邸が出現した
(4)王座初挑戦「村田諒太」B級マッチのA級ファイトマネー
(5)「中山泰秀」自民党副幹事長のセクハラ宴会実況中継
(6)「佐々木希」と「渡部建」は「陣内・紀香」の二の舞いか
(7)「大谷翔平」の生涯賃金を半減させた目先の損得

永田町の黒幕を埋めた「死刑囚」の告白
事件を闇に葬ろうとした「警視庁」ジレンマ八百余日

本来は120年の耐久性能がある!
「血管」を「詰まらせない」「破らせない」抗老化の修復法

【集中連載】
団塊絶壁! 第2回 色恋も虐待もある「老人ホーム」誌上体験
ジャーナリスト 大江 舜

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
だんだん蜜味/壇 蜜
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
「佳く生きる」ための処方箋/天野 篤
おっぱいがほしい! 「男」の子育て日記/樋口毅宏
マネーの魔術史 なぜ人はだまされ続けるのか/野口悠紀雄
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/平井理央
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子

■■■ テンポ ■■■
ロビー/山口代表“力瘤”で「自」「公」が揉める都議選“名簿”
オーバーシーズ/大統領選で急伸“韓国のゲイツ”は日本の味方か
ビジネス/ビックカメラも導入「ビットコイン」を“俺”が使う日
マイオンリー永田和宏「キノコ採り」
テレビジョン/山本周五郎を味わい尽くす「武士の魂」
グルメ/まずは創作料理に舌鼓 早稲田の「手打ち蕎麦 汐見」
スポーツ/“笑顔で前進”「浅田真央」“稼ぎは激減”第2の人生
エンターテインメント/“なにカッコつけてんだよッ”と叱られた「乙武クン」
スクリーン白井佳夫『ノー・エスケープ』
タウン/“春の園遊会”に「福原愛」の“摩訶不思議”
Bookwormの読書万巻 杉江松恋
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板

■■■ 小 説 ■■■
ヒトごろし/京極夏彦
染着/貴志祐介

黒い報告書/蜂谷 涼

■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・水村山郭不動産
・コウケンテツの健康ごはん塾

この号の中吊り

最新号PICK UP

遺言手記
私は法務大臣に早期の死刑執行を要請するつもりです……。
余命を諦めた「木嶋佳苗」の東京拘置所から愛をこめて

季節の花を足元に果物は枕元で、香りに包まれ拘置所で夢を見る――。4月14日午後3時、木嶋佳苗被告(42)の上告が棄却され、近く死刑が確定する。獄中結婚・離婚・再婚を経るなど起伏ある日々をなお送り、刑の早期執行を請願するという彼女の告白ウィズ・ラブ。

トランプが中国に突きつけた最後通牒
「金正恩」のミサイルに死者186万人のポテンシャル

戦後日本の歴史は、いまひとつの分水嶺に差し掛かっているのかもしれない。暴走止まらない金正恩に対し、トランプは「最後通牒」を突きつけた。これが中国に破り捨てられれば開戦前夜で、日本に向かうミサイルは、186万人を葬るポテンシャルを持つという。

永田町の黒幕を埋めた「死刑囚」の告白
事件を闇に葬ろうとした「警視庁」ジレンマ八百余日

死刑囚が手紙で「永田町の黒幕」の殺害を告白してから八百余日。警視庁はようやく、確定死刑囚としては戦後初となる逮捕に踏み切った。事件を闇に葬ろうとした警視庁の怠慢、告白の目的、迫真性を帯びた共犯者の証言。怨念が複雑に絡み合う事件の全貌――。

【特別読物】
5人に1人が課税対象! 「骨肉の争い」が倍増!!

失敗の実例に学ぶ「相続税対策」
フジ相続税理士法人代表社員 高原 誠

東京23区では5人に1人が課税対象に――。税制改正の結果、サラリーマン家庭にも身近なリスクとなりつつある相続税。だが、節税ばかりに勤しんだ結果、子や孫に禍根を残すことも少なくないのだ。数々の失敗例を目にしてきたプロが明かす相続対策の神髄とは。

本来は120年の耐久性能がある!
「血管」を「詰まらせない」「破らせない」抗老化の修復法

がんとともに長らく日本人の三大死因として恐れられてきたのが心疾患と脳卒中。すなわち、身体にくまなく張り巡らされた血管の疾病に、我々の寿命は左右されてきたといえよう。新たな季節を迎え、最新の知見をもとに血管の「いたわり方」「鍛え方」をお伝えする。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。