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生物・生命 驚きと発見

作成者:163号

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鳥も、猫も、タンポポも、ダンゴムシも、ミトコンドリアも、人間も……。
生き物たちの興味深い生態、彼らに向き合い探求する研究者の姿。この宇宙から生まれた、生命の成り立ち。生き物のひとつである、“ヒト”の来し方行く末も。ここにご紹介する数々の本が表すその角度から見えてくる、“生きる”って、なんだろう。

鳥類学者はおおいに恐竜を語っていいのだ。

「恐竜のことはわからないことだらけなのだから、鳥から類推するしかない」というのが、本書の基本的スタンスである。おぉ、そういわれたら、確かにそうだ。恐竜学がいかに進歩しようとも、生きた恐竜がいる訳ではない。

[仲野徹/無謀なる鳥類学者は超優秀? それとも…… 「波」2018年7月号より →全文へ]

命を次世代に継いでいくため、驚くほど多様化させてきた生き物たちの「性」

「Y染色体は退化の一途をたどり、やがてその中の遺伝子がすべて消失してしまう」

[高橋真理子/「煩悩」を持つ人がヒトの生殖の未来を考えるための書 「波」2018年6月号より →全文へ]

そもそもなぜ、生物には雌雄のあるものと、ないものがいるのでしょうか?

[本書より →立ち読みへ]

近所の裏山であらゆる生き物と戯れながら育った少年は驚異の観察眼を手に入れ、無双の昆虫学者となった

石を投げれば変わり者に当たる昆虫業界にあってなお「奇人」の称号を独り占めにしている

[メレ山メレ子/虎になった奇人、世界に飛び出す 「波」2018年5月号より →全文へ]

もしもあの時、アリヅカコオロギなどという訳の分からない虫を研究材料に選ばず、もっと無難で適当な生き物で研究しておれば、私は機械的に大学を卒業し、あとは公務員の父親の言いなりに適当な公務員にでもなり、適当な人生を送っていたと思う。

[本書より →立ち読みへ]

不老不死は可能なの? 外来生物はやっぱり悪者? 女心と秋の空は本当に変わりやすいの?

複雑な何かを統一理論で説明できそうだとなると、それが魅力的に見えてしまうのだろうけれど、実際はなかなかそうはいかない。とりわけ生物の場合はなかなかそうはいかない。

[池田清彦/わからないことだらけの「生物のルール」 「波」2015年4月号より →全文へ]

なぜ人間は現実と非現実をたやすく取り違えるのか

[本書 目次より →目次へ]

アウトドア系「鳥類学者」の知られざる毎日は今日も命がけ! 爆笑必至。

鳥も大変なんだな……。
本書を読みながら私は何度も首肯し、さらには鳥類学者たちの生態にも胸を打たれた。(中略)夜間に観察していると突然、蛾が耳穴に飛び込んできて鼓膜に体当たりし、激しい頭痛に見舞われる。南硫黄島では深呼吸した瞬間に大量の小バエを吸い込んでそれが肺にまで達し、吐く息にも小バエが含まれていたりする。まるでドタバタ騒動の連続なのだが、そこまでして調査しても結果は地味だという点が実に興味深い。

[高橋秀実/飛びたいと思うなよ 「波」2017年5月号より →全文へ]

登山家や自然愛好家必携の一冊。クマに出くわしたときに、どう危険を回避すればいいのかもわかります。

個性豊かな学者たちの話を引き出す、知的で愉快なサイエンストーク

一番驚いたのはやっぱり、科学者たちの変人ぶりだったね。

[本書より →立ち読みへ]

「人間を知るためには、人間以外のものから人間を見つめないと、人間の定義はできん」

[本書より →立ち読みへ]

生物はあたかも「膜」のようである。

実は私たち自己の内部には他者をも棲まわせている。単に哲学的な思考の枠組みではなく、生物としての私たち生命の内側には、他の生命が棲み着いているのである。

[本書より →立ち読みへ]

閉じつつ開いている膜の不思議

[本書 目次より →目次へ]

宇宙は人類のために誕生したのではなく、たまたま地球がヒトの生存に適していただけなのだ。

それでは100億年存在できる地球と、50億年生きられる地球の生命の話を始めよう。

[本書より →立ち読みへ]

数多のターニングポイントを経て、ゾウリムシのような生物は、やがてヒトへと進化を遂げた。

生物と無生物は連続的につながっていて、境界を引くことは難しい。実は現在の地球にも、この境界の近くに結構たくさんのナニモノかがいて、それらは生物だか無生物だかよくわからない「半生物」である。

[更科功/生と死と生物と無生物 「波」2016年10月号より →全文へ]

生命は物質から作れるか

[本書 目次より →目次へ]

人口という切り口で人類史を眺めた新しいグローバルヒストリー。

私たち自身である、このユニークな動物は、ヒトと人間の両方の特徴を巧みに活かしながら、地球という生存の場を存分に利用し、誕生してからわずか二〇万年ほどの間に、その数を爆発的に増してきました。

[本書より →立ち読みへ]

人類を滅亡に導くのは人口爆発か、それとも人口消滅か?

[鬼頭宏/人類の壮大な歴史をたどり、未来を読む 「波」2015年8月号より →全文へ]

信仰と化した学問上の通説に正面から切り込み、科学的認識の大転換を迫る。

人間は自分が経験したことは信じる(当たり前だ)。しかし、経験しないことを信じさせるには何らかの装置が必要だ。

[本書より →立ち読みへ]

進化論の歩み――ダーウィンは何を
間違えたのか

[本書 目次より →目次へ]

脳は、狩猟時代から進化していない。あの頃の生存と繁殖に必要な能力のままである。

ヒトはなぜ、時間の始まりと宇宙の果てを
イメージできないのか?

[本書 目次より →目次へ]

「何だか、死ぬことが怖くなくなった」

[本書より →立ち読みへ]

東京大学大学院卒の異色の写真家が紡いだ人とイルカの交歓物語

イルカと目を合わせ
顔を寄せて泳ぐとき
私の視界は
イルカの顔だけとなる。
瞳を見つめ目の中の模様を見ると
イルカの瞳も個体それぞれ。

[本書より →立ち読みへ]

親指の爪くらいの小さな体で津波の海を生き抜いた

被災地の海に潜り始めた頃から、ずっと感じていた。私はもしかするとこの海に潜るために、20年間、水中写真をやってきたのではないか、ということ。

[本書より →立ち読みへ]

皮膚は、環境の変化から生体を守るだけでなく、自己と他者を区別する重要な役割を担っている。

サルからヒトになる過程で、皮膚は毛を失くした。この喪失によってヒトが獲得したものは測り知れない

[梨木香歩/生命をかたちづくる皮膚 「波」2013年2月号より →全文へ]

好奇心溢れる4名との縦横無尽な会話が到達する、生命の不思議の豊かな深部

・ものを食べるのはなぜか
・ガン細胞の永遠の孤独
・記憶とは何か?
・虫で世界を考える
・文系と理系の橋渡し

[本書 目次より →目次へ]

ニッチを求めた弱者の驚くべき生存戦略の数々。

彼らは逆境に耐えているわけではない。逆境を乗り越え、さらには逆境を活用しているのである。

[稲垣栄洋/弱いことこそが成功の条件 「波」2014年7月号より →全文へ]

まるで弱者であることこそが、戦略的な強みであるかのように思える

[本書より →立ち読みへ]

何よりも抑えきれない好奇心のため、“動物まみれ”の日々を送っています。

現代科学のなかにあっても、好きなものを粘り強く観察し、現象の本質を見抜こうとする作業の重要性はいくら強調しても強調しすぎることはない。

[本書より →立ち読みへ]

生物とふれあうことは、ヒトの心身の健康な成長にとってとても大切なことだ

[小林朋道/ヒトの脳と動物の関係 「波」2014年3月号より →全文へ]

常識破りな生物たちを、パリ大学気鋭の研究者が愉快に紹介。

「サイボーグ化したゴキブリ」、「宇宙生命体だった納豆菌」、「不老不死の怪物」、「肉体関係を持つべきでないタイムトラベラー」、「バッタに食べられるのを夢見る博士」

[堀川大樹/常識破りな生物たちの知られざる世界 「波」2013年10月号より →全文へ]

この世は多様な価値観が混在して成立していることを、かれらは気付かせてくれるだろう。

[堀川大樹/常識破りな生物たちの知られざる世界 「波」2013年10月号より →全文へ]

ゆっくりと家のまわりを散歩してみると、まだまだ豊かな自然が残っていることに気づきます。

生物学会の奇才による「型破り」な進化論

人間はじめ生き物の体の仕組みを知れば知るほど、どうしてこんなに物理学を知り尽くしたような設計がなされているのだろうと思う。

[佐藤勝彦/生物は、神様の「カタチ」遊びで作られた? 「波」2011年8月号より →全文へ]

カタチは歴史の産物であるとともに歴史の記憶媒体である。

[本書より →立ち読みへ]

読んで爆笑、見て悶絶。ネットでの画像検索はおすすめしません。

足が85本あるタコ、音波兵器を持つエビ、3時間ご飯を食べないと死ぬネズミ、放射能にも耐える超生命体、サイバーパンク深海魚──。

本書では、頻繁に観察できる野鳥287種を集めました。

一人勝ちは、自然の法則に反していた。

人類は、進化の最終型などではなく、この惑星では「適応放散(繁栄)と絶滅」(=進化と絶滅)は今でも進行中である。

[本書より →立ち読みへ]

「いかに環境の変化に対応するか」でもっとも有効な方法のひとつが、「他者と共存すること」なのである。

[本書より →立ち読みへ]

偉大なる博物学者、思想家、生態学・自然保護運動の先駆者。

極東の島国には納まりきらない壮大なスケールの一代の奇人

熊楠にとっての研究対象は、キノコ、粘菌、藻類、昆虫などの生命の世界から、夢、病、性、身体といった内的宇宙まで、まさに森羅万象でした。

[担当編集者のひとこと より →全文へ]

熊野の森で後半生の40年間を費やして描いたライフワーク数千枚から120枚を厳選。

おびただしい論文、随筆、書簡や日記を辿りつつ、その生涯に秘められた天才の素顔をあますことなく描く。

最新の科学では、DNAの絶対的地位は揺らぎつつある

この本を読み終えると、DNAの呪縛から解放されます。それがどんなものか、それは読んでいただかないとどうにも言えないのですが、少し物の見方が自由になって楽になるのではないかという気がします。

[DNAの恐怖|担当編集者のひとこと より →全文へ]

カエルの子はカエル、生まれた時からDNAで運命は
決まっている。
そんなDNA至上主義を鵜呑みにしていいのだろうか。

[本書 目次より →目次へ]

日本を代表する動物行動学者による、発見に充ちたエッセイ集。

イヌは飼い主に忠実なのにネコがわがままなのは、一体なぜでしょう?

ホタルが光り、蝉が鳴き、蚊柱が立つのはなぜ?

春が来れば花が咲き虫が集う──当たり前? でもどうやって彼らは春を知るのでしょう?

感情表現豊かなその生態は、知れば知るほど、人の姿を連想させる。

人と鳥の関係、さらには鳥の目でみた現代文明批評へと発展し、結果的に本来的な「人間と自然の関係」への深い考察と
なっている。

[進士五十八/自然と人間への深い洞察 「波」2002年8月号より →全文へ]

平成の南方熊楠ならぬ、自然と人間への深い洞察をもつ博物学の哲人

[進士五十八/自然と人間への深い洞察 「波」2002年8月号より →全文へ]

生物学の最前線が探り得た驚くべき生命現象を分かりやすく解説。

一ミリにも満たない受精卵は、どういうメカニズムで《人間のかたち》になるのだろう?

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