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宮部みゆき作家生活30周年記念超ロングインタビューより

作成者:小説新潮編集部

「小説新潮」2017年6月号
「小説新潮」2017年6月号

 「小説新潮」6月号は、【永久保存版 宮部みゆき作家生活30周年記念大特集】。
30年の作家生活と作品の数々を、自らの生き生きした言葉で語りつくした画期的オーラル・ヒストリーからご紹介。

ソロモンの偽証

——裁判のメンバー集めをする場面なんか、明らかに「これは『七人の侍』だ!」と思って書いていたんです。

孤宿の人

——江戸で恐れられた人物が流されてきて、地元の人間とどのように関わっていくのかが、書くべきテーマとして先にありました。

模倣犯

——犯罪者のキャラクターを説明するために、分かりやすいトラウマ理論が使われることが多かったんですよ。あとは封印された記憶とか、虐待された子どもがシリアルキラーになるとか。そういう因果関係を、安易に作りたくなかったんです。

理由

——たぶんですが、私、このあたりから、なぜ人は幽霊を見るのか、なぜ幽霊が必要なのかってことを、繰り返し書き始めているんですよ。

火車

——企業破産の仕事で東京地裁の民事二十部というところに出入りするんですが、そこで初めて個人も破産できることを知りました。

魔術はささやく

——今でも私の自己認識は、サスペンスとホラーの作家です。