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スポーツ小説と、エッセイと。

作成者:小説新潮

「小説新潮」2017年3月号
「小説新潮」2017年3月号

 2017年3月号の「小説新潮」の特集は[スポーツを「物語る」]です。
 秋山英宏さん、寺尾真紀さん、中村計さん、藤島大さんによる、テニス、自転車、水球、ラグビーのリアルな世界をお送りします。
 小説新潮の特集に併せ、こちらではスポーツを題材にした小説と、実際にスポーツの世界で競技人生を送られた方のエッセイをお届けします。興味のある競技、携わったことのある競技の本を手に取ってみてはいかがでしょうか。知らない世界に出合うチャンスかもしれません。

■小説
[野球]

懐かしいグラウンドでは、後輩たちが、あの頃の僕らと同じように白球を追っていた。僕も、もう一度、マウンドに立てるだろうか――。

[サッカー]

サッカーのチームという個性と関係性の束は、どのように構成されていて、どのように作用し合い、どのように機能するものなのか。

[吉田大助/「チームの意味を知る」人間関係のドラマ 「波」2016年12月号より →全文へ]

楽しいからスポーツをするのであって、楽しくないものを続けさせることは、子どもにとってはストレスでしかないと、長年の経験から私は感じています。

[池上正/「身代わりアスリート」への、救いの物語 「波」2014年5月号より →全文へ]

[陸上]

私たちは、だれもが一人だ。けれどその厳然とした事実と同等に、私たちはやはり、一人ではないのだ。一人きりでは到底走りきれないつらい道のりを、駅伝は襷を繋げて走り抜く。仲間や周囲の励ましの声を受け、孤独と連帯の狭間で苦闘しながら。

[三浦しをん/思いと言葉は襷のように 「波」2012年11月号より →全文へ]

十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。

[自転車]

アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。

競合チームの若きエースにまつわる黒い噂には動揺を隠せない。そして、友情が新たな惨劇を招く……。

二度と誰かを傷つけるスポーツはしたくなかったのに―—走る喜びに突き動かされ、祈りをペダルにこめる。自分のため、そして、助けられなかったアイツのために。

エースの孤独、アシストの犠牲、ドーピングと故障への恐怖。

どこかで突然、思うようにならなくなり、苦しい状況に追い込まれることがありますよね。それは傍観者としてみれば、すごく深みがあるというか、色気のある状態でもあると思うんです。

[近藤史恵/選手たちの持つ悲哀と色気 「波」2016年7月号より →全文へ]

喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。

[ゴルフ]

わが国でも順調に普及してきたゴルフではあるけれど、その意義や精神はとなると、ちょっと置き去りにされてきた感なきにしもあらず。そこで、ゴルフ本来の精神、楽しみかたを再確認する意味でも一読をお奨めしたいのが本書である。

[香山二三郎/奇蹟のゴルフミステリー 「波」2015年7月号より →全文へ]

[競馬]

父が、レース中の落馬で死んだ。でもあれは、本当に事故だったのか? 真実を探るために、騎手の道を選んだ息子が疑いの目を向けているのは――。

■エッセイ
[野球]

常にぶれない強さを支えるその思考法とは――。

コントロールできることとできないことを分ける、悔しさはあえて口に出さない、七割の失敗と上手に付き合う……等々、戦い続けるなかで身につけた松井流「心の構え」

[陸上]

多くの日本人が抱いている「足の速さは先天的なもの。遅い人はずっと遅い」という誤解を解き、まずは「日本人に合った走り方やトレーニングをすれば、劇的に足が速くなる」と意識革命を起こしてもらいたい。

[百年後のプロフィール|担当編集者のひとこと より →全文へ]

[マラソン]

テーマは無理しないで、楽しむこと。シンプルすぎて恥ずかしいが、それができたら、大げさにいえば、人生をより楽しめるアイテムをまた一つ、手にできるんじゃないかと思った。

[平井理央/「友ラン」×「旅ラン」 「波」2015年6月号より →全文へ]

[トレイルラン]

目指すゴールは160キロ先! 己の極限に挑む世界最高峰レースがいま始まる。不眠不休は当たり前。モンブラン山群に立ち向かう地獄の苦しみが、いつしか最高の喜びへと変わる。

[水泳]

史上初、〈泳げない人〉が書いた水泳読本。

[シンクロ]

中国をシンクロ大国へと導き、2014年、日本代表コーチに復帰。翌年、低迷していた日本に8年ぶりとなるメダルをもたらす。

[柔道]

自分より大きなものを背負っている時にこそ、人は大きな力を出せる──。

[武術]

「捻らない、タメない、うねらない」これまでの常識を覆すその身体技法は、まさに革命である。

[格闘技]

格闘家であるぼくの友人が言った言葉がある。
「試合前の稽古って辛いんですよ。でもすごく充実してるんです。このごろはようやく、試合のために稽古をするんじゃなくて、この充実した時間のために試合があるんだって思えるようになりました」

[夢枕獏/中井祐樹という生き方 「波」2016年8月号より →全文へ]

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