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ヴィヨンの妻

太宰治/原作 、伊武雅刀/朗読

2,200円(税込)

発売日:2009/09/28

  • オーディオブック

「私たちは、生きていさえすればいいのよ」太宰治、晩年の名短編を伊武雅刀が朗読!

繊細すぎる心を持つがゆえに、酒におぼれ、破綻してゆく主人公を妻の視点から描いた「ヴィヨンの妻」。戦後の新しい倫理観や新生活への期待を込めた太宰治の代表的短編を屈指の個性派俳優、伊武雅刀が朗読する。

目次
 (1)37分48秒
 (2)17分30秒
 (3)19分22秒

書誌情報

読み仮名 ヴィヨンノツマ
シリーズ名 新潮CD
発行形態 オーディオブック
判型 [1CD]75分
ISBN 978-4-10-830229-7
C-CODE 0893
価格 2,200円

著者プロフィール

太宰治

ダザイ・オサム

(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

伊武雅刀

イブ・マサトウ

昭和24年生まれ。人気ラジオ番組「スネークマンショー」で一世を風靡した。その卓抜した声の魅力と特異な才能は、後の放送、音楽界のクリエイターたちに大きな影響を与える。以後、俳優として活躍。主な作品にTVドラマ「白い巨塔」、映画「ゆれる」などがある。平成21年10月公開の映画「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」(監督・根岸吉太郎)にも、小料理屋の主人役で出演している。

判型違い

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