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走れメロス

太宰治/原作 、草野大悟/朗読

2,200円(税込)

発売日:1997/11/03

  • オーディオブック

信頼と友情の美しさを描いた太宰作品の中でも最も著名な代表作。

信頼と友情の美しさを描いた代表作『走れメロス』と、聖書から題材を得た名短編『駈込み訴え』の2編。

書誌情報

読み仮名 ハシレメロス
シリーズ名 新潮CD
発行形態 オーディオブック
判型 [1CD]80分
ISBN 978-4-10-830005-7
ジャンル 文芸作品
価格 2,200円

どういう本?

タイトロジー(タイトルを読む)

日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいいことは言って居られぬ。私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一時だ。走れ!メロス。

著者プロフィール

太宰治

ダザイ・オサム

(1909-1948)青森県金木村(現・五所川原市金木町)生れ。本名は津島修治。東大仏文科中退。在学中、非合法運動に関係するが、脱落。酒場の女性と鎌倉の小動崎で心中をはかり、ひとり助かる。1935(昭和10)年、「逆行」が、第1回芥川賞の次席となり、翌年、第一創作集『晩年』を刊行。この頃、パビナール中毒に悩む。1939年、井伏鱒二の世話で石原美知子と結婚、平静をえて「富嶽百景」など多くの佳作を書く。戦後、『斜陽』などで流行作家となるが、『人間失格』を残し山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

草野大悟

クサノ・ダイゴ

判型違い

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