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ひとつ火の粉の雪の中

秋田禎信/著

605円(税込)

発売日:2014/12/19

  • 文庫

鬼と修羅、宿命を負う二人の旅路が始まる――。

最強の修羅として生きる男、鳳(おおとり)は、人がみな鬼に殺(あや)められ焦土と化した村を訪れ、少女夜闇(よや)と出会う。ただ一人残されたのは鬼の血をひく娘だった。鬼を斬るのが役目の修羅だが、夜闇の手をとり旅に出る。少女の秘めたる力を狙う者どもが行く手を阻むなか、鳳は何故、命を賭して夜闇を守るのか? ――十代で描いた鮮烈なデビュー作! 著者の原点となる物語に特別書き下ろし掌編を収録。

目次
序章 鬼の子
其の一 蜘蛛の里
其の二 天龍鬼神
閑話 修羅の話
其の三 鬼の姿
其の四 月の影
其の五 出口
其の六 天者地者
其の七 苦痛多き世界
終章 海の声
特別書き下ろし
閑話 鬼の終わりの話

書誌情報

読み仮名 ヒトツヒノコノユキノナカ
シリーズ名 新潮文庫nex
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-180023-3
C-CODE 0193
整理番号 あ-81-1
ジャンル キャラクター文芸、コミックス
定価 605円

著者プロフィール

秋田禎信

アキタ・ヨシノブ

1973(昭和48)年東京生れ。17歳で応募した『鬼の話』がファンタジア長編小説大賞準入選。1992(平成4)年、同作を改訂・改題した『ひとつ火の粉の雪の中』でデビュー。代表作「魔術士オーフェン」シリーズは累計1000万部を超える大ヒットとなり、ライトノベル作家として活躍を続ける。一方、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている。その他の著書に『機械の仮病』『虐殺機イクシアント』「巡ル結魂者」シリーズなどがある。

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