磁極反転の日
924円(税込)
発売日:2017/03/29
- 文庫
- 電子書籍あり
地球が狂い始めた日、妊婦たちは、病院から次々と姿を消した。新機軸のパニックSF巨編。
地球のN極とS極が反転し始めた。大規模地磁気嵐が発生し、東京上空にオーロラが出現。異様な寒冷化と降り注ぐ宇宙線に不安が広がる中、女性記者浅田柊の耳に奇妙な話が聞こえてくる。都内の病院から妊婦たちが次々と失踪しているというのだ……。謎の団体、脳科学の闇、不可解な妊婦の死。取材の果て、柊が突き止めた恐るべき真相とは。パニックSFの新たなる傑作。『磁極反転』改題。
目次
Initial Phase
Phase I 東京オーロラ
Phase II 白と黒
Phase III 多極化
Phase IV 急転回
Phase V エクスカーション
Phase VI 紅炎
Phase VII 逆転の日
Last Phase
Phase I 東京オーロラ
Phase II 白と黒
Phase III 多極化
Phase IV 急転回
Phase V エクスカーション
Phase VI 紅炎
Phase VII 逆転の日
Last Phase
あとがき
主要参考文献
解説 浜野洋三
主要参考文献
解説 浜野洋三
書誌情報
読み仮名 | ジキョクハンテンノヒ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | 影山徹/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 624ページ |
ISBN | 978-4-10-120761-2 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | い-123-11 |
ジャンル | SF・ホラー・ファンタジー |
定価 | 924円 |
電子書籍 価格 | 924円 |
電子書籍 配信開始日 | 2017/09/15 |
著者プロフィール
伊与原新
イヨハラ・シン
1972(昭和47)年、大阪生れ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。博士課程修了後、大学勤務を経て、2010(平成22)年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞。2019年『月まで三キロ』で新田次郎文学賞受賞。他の著書に『プチ・プロフェスール』『ルカの方舟』『博物館のファントム』『梟のシエスタ』『蝶が舞ったら、謎のち晴れ 気象予報士・蝶子の推理』『ブルーネス』『コンタミ 科学汚染』『青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏』『八月の銀の雪』『オオルリ流星群」などがある。
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