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乱鴉の島

有栖川有栖/著

825円(税込)

発売日:2010/01/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

絶海の孤島、火村と有栖を「魔」が襲う。精緻な推理、瞠目の真実、傑作長編ミステリ。

犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いで目的地と違う島に送られる。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島に隠棲する、高名な老詩人。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々。島を覆う死の気配。不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む恐るべき「魔」に、火村の精緻なロジックとアクロバティックな推理が迫る。本格ミステリの醍醐味溢れる力作長編。

目次
前口上
第一章 鴉舞う島
第二章 ミダス降臨
第三章 死の翼
第四章 孤絶と失踪
第五章 海辺の儀式
第六章 扉の奥
第七章 ケシテモウナイ
終章 遠い島影
あとがき
文庫版あとがき
解説 村上貴史

書誌情報

読み仮名 ランアノシマ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 512ページ
ISBN 978-4-10-120436-9
C-CODE 0193
整理番号 あ-46-5
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
定価 825円
電子書籍 価格 825円
電子書籍 配信開始日 2021/09/24

著者プロフィール

有栖川有栖

アリスガワ・アリス

1959(昭和34)年、大阪生れ。同志社大学卒。書店勤務を経て、1989(平成元)年『月光ゲーム』でデビュー。作風から「日本のエラリー・クイーン」と呼ばれ、ロジカルな謎解きには定評がある。著書に『双頭の悪魔』『幽霊刑事』『マレー鉄道の謎』『迷宮逍遥』『赤い鳥は館に帰る』『絶叫城殺人事件』『作家小説』『女王国の城』など。

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