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幕末動乱の男たち〔上〕

海音寺潮五郎/著

781円(税込)

発売日:1975/01/31

  • 文庫

疾風怒濤の世を生きた十二人。維新期の人物群像を研ぎ澄まされた史眼に捉えた不朽の傑作。

天下は騒然となり、疾風怒濤の世が始まった。ペリー来航、将軍継嗣問題、井伊直弼の恐怖政治、沸騰する浪人運動……。激動する時代の急流に翻弄されながらも、自ら新しい流れをつくり出そうと苦悶苦闘した維新期の人物群像。上巻には、武市半平太、小栗上野介ら、いずれも非命の死を遂げた六人を収める。「史伝」の伝統を日本に根付かせた海音寺文学の白眉、歴史ファン必読の傑作志士列伝!

目次
有馬新七
平野国臣
清河八郎
長野主膳
武市半平太
小栗上野介

書誌情報

読み仮名 バクマツドウランノオトコタチ1
シリーズ名 新潮文庫
装幀 松山ゆう/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 448ページ
ISBN 978-4-10-115705-4
C-CODE 0193
整理番号 か-6-5
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 781円

著者プロフィール

海音寺潮五郎

カイオンジ・チョウゴロウ

(1901-1977)鹿児島県伊佐郡大口村(現・伊佐市)生れ。国学院大学卒。中学の国漢教師を勤めた後、創作に専念。1929(昭和4)年「うたかた草紙」が「サンデー毎日」大衆文芸賞に入選。1932年長編「風雲」も同賞を受賞。1936年『天正女合戦』で直木賞を受賞。1957年に完結した『平将門』は新時代の歴史小説の先駆となった記念碑的大作。日本史への造詣の深さは比類がない。他に『武将列伝』『列藩騒動録』『孫子』『天と地と』『西郷隆盛』『西郷と大久保』『幕末動乱の男たち』『江戸開城』『二本の銀杏』など著書多数。

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