ホーム > 書籍詳細:賊将

賊将

池波正太郎/著

781円(税込)

発売日:1992/12/22

  • 文庫
  • 電子書籍あり

直木賞受賞前夜。若き池波正太郎の勢いある野心作に瞠目せよ。直木賞候補作「応仁の乱」を含む全6編。

幕末には〔人斬り半次郎〕と恐れられ、維新後はわが国最初の陸軍少将となり、最後は西郷隆盛をかついで西南戦争に散った快男児・桐野利秋を描いた表題作。10年に及ぶ戦乱に何らの力も発揮出来ない将軍・足利義政の苦悩を刻んだ直木賞候補作の中編「応仁の乱」。表と裏の顔を兼ね備えた人間という生き物のおかしみを捉えた「秘図」など6編。直木賞受賞直前の力作を集めた短編集。

書誌情報

読み仮名 ゾクショウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 464ページ
ISBN 978-4-10-115665-1
C-CODE 0193
整理番号 い-16-65
ジャンル 文芸作品、歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 781円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2012/05/01

著者プロフィール

池波正太郎

イケナミ・ショウタロウ

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

池波正太郎
登録
文芸作品
登録
歴史・時代小説
登録
文学賞受賞作家
登録

書籍の分類