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勝海舟―第二巻・咸臨丸渡米―

子母沢寛/著

1,045円(税込)

発売日:1968/12/03

  • 文庫

開国か攘夷か。黒船の威嚇を背景に条約締結を迫る列国を前に、国論は真二つに分断された。折しもオランダから到着した新造艦咸臨丸。この日本初の遣米使節艦艦長として、勝は安政7年、福沢諭吉、中浜万次郎らを率い渡洋の壮途につく。しかし、数知れぬ困難を乗り越え、異国の風土を目のあたりにして帰国した時、大老井伊直弼は暗殺され、物情は騒然、幕府の権威は地に堕ちていた。

書誌情報

読み仮名 カツカイシュウ02カンリンマルトベイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 688ページ
ISBN 978-4-10-115306-3
C-CODE 0193
整理番号 し-6-2
ジャンル 文芸作品、歴史・時代小説
定価 1,045円

著者プロフィール

子母沢寛

シモザワ・カン

(1892-1968)北海道石狩郡厚田生れ。明治大学法学部卒業。地方新聞社、木材会社、電気商を経て、読売新聞、後に東京日日新聞の記者となる。新聞記者時代から『新選組始末記』『遊侠奇談』などを次々と発表。1932(昭和7)年に新聞連載した『国定忠治』が評判を呼び、創作に専念。戦中戦後と6年を費やした大作『勝海舟』、昭和30年代に発表した『父子鷹』『おとこ鷹』は幕末ものの枠を越えてピカレスク・ロマンの傑作とも評されている。『遺臣伝』『枯草物語』『厚田日記』など著書多数。

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