ホーム > 書籍詳細:真昼の悪魔

真昼の悪魔

遠藤周作/著

605円(税込)

発売日:1984/12/24

  • 文庫
  • 電子書籍あり

大病院を舞台に続発する奇怪な事件。背徳的な恋愛に身を委ねる美貌の女医。現代人の心の渇きと精神の深い闇を描く医療ミステリー。

患者の謎の失踪、寝たきり老人への劇薬入り点滴……大学生・難波が入院した関東女子医大附属病院では、奇怪な事件が続発した。背後には、無邪気な微笑の裏で陰湿な悪を求める女医の黒い影があった。めだたぬ埃のように忍び込んだ“悪魔”に憑かれ、どんな罪を犯しても痛みを覚えぬ虚ろな心を持ち、背徳的な恋愛に身を委ねる美貌の女――現代人の内面の深い闇を描く医療ミステリー。

  • テレビ化
    真昼の悪魔(2017年2月放映)

書誌情報

読み仮名 マヒルノアクマ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 丹下京子/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 336ページ
ISBN 978-4-10-112320-2
C-CODE 0193
整理番号 え-1-20
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、文学賞受賞作家
定価 605円
電子書籍 価格 583円
電子書籍 配信開始日 2013/04/01

著者プロフィール

遠藤周作

エンドウ・シュウサク

(1923-1996)東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

遠藤周作
登録
ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
登録
文学賞受賞作家
登録

書籍の分類